この画像は、2024 年 6 月に撮影された一連の露出から作成されました。これは、はくちょう座の中にある明るい星サドルを取り囲む空の一部、つまり白鳥を示しています。サドル師が非常にはっきりと見えます。それは画像の中で最も大きく、最も明るい星で、中心のすぐ上と右側にあります。私たちはこれをサドル師地域と呼んでいますが、ここで見られる色とりどりの星雲の多くは実際にはサドル師の近くにはありません。それは主に背景にあり、大きな星から数百光年以上離れています。私が撮影したセクションは、蝶星雲と呼ばれるもののすぐ下にあります。中心から上部に伸びる暗いゾーンの両側にある、昆虫の羽の下部が確認できます。これは、近くの星からの星風によってエネルギーを与えられたイオン化したガスで構成されているため、発光星雲と呼ばれます。地球からは2000光年以上離れています。恒星サドルは巨大で、太陽の約150倍もある。

IC 342 は銀河面に非常に近く、角度はわずか 10 度です。私たちの銀河系からの塵、星、破片によって隠されているため、見ることが困難になり、それが「隠れた銀河」と呼ばれる理由です。私の計算によると、私たちはおそらく約3万光年の星々を覗いていることになります。これはかなりの大きさの銀河で、わずか 1,100 万光年離れたところにあり、天の川にそれほど隠されていなければ、肉眼でも十分に見える可能性があるようです。おおぐま座とカシオペヤ座の間の、らくだ座の空で見つけることができますが、前述のように、見るのは簡単ではありません。この写真は、私の RASA 11 天体写真で撮影したもので、2024 年 8 月に何回かの夜にわたって約 10 時間露光した結果です。腕の外側の輪郭がほとんど見えますが、色ははるかに薄く、青くなっています。おそらく、露出時間を長くすれば、このディテールをさらに引き出すことができるでしょう。私のすべての画像と同様に、フィルターは使用せずにカラー センサーを使用しました。多くの星形成が起こっているのがわかります。これは、ピンクがかった赤と黄色のノードがすべて存在することによって示されます。銀河の中心部は特に明るいです。これは中央のブラック ホールのせいだけでなく、この領域での激しい星形成のせいでもあります。イオン化した水素を多く含むため、H II 原子核と呼ばれます。個人的には、これは美しい銀河であり、比較的「隠されている」ために天体写真家によって見落とされがちな銀河だと思います。